2014年のGWに夫婦と小2女子「1号」・9ヶ月男児「2号」の4人で行った台湾(台北)旅行4泊5日の記録です。
エバー航空の「キティジェット」で羽田空港から台北松山空港へ
台湾の航空会社のひとつ、エバー航空は、キティちゃんとコラボレーション中。
「ハローキティジェット」という企画便を運行中で、別に狙ったわけではないのですが行きも帰りもこれに乗ることになりました。
飛行機もキティラッピングだし、
座席のスクリーンにもキティ。(ちなみに個別スクリーンで、子供向けにキティちゃんのアニメ番組も見られました)
キッズミールもキティちゃん。
2号にはベビーミールとおむつの入ったお土産を貰ったのですが、それもキティちゃんの袋でした。徹底してます。
さすがに大人の機内食はキティちゃんではありませんでしたが、なかなか美味しかったです。
羽田から台北までは4時間弱のフライト。我が家は普段4時間かけて新幹線に乗って帰省しているので、それほど負担感はありません。
最も心配していた2号ですが、離陸前に少しぐずぐずと言い始めたのをどうにかあやしてなだめ、走り出してからケープを使って授乳。出かける前に小児科の先生に貰ったアドバイスの通りにやってみたところ、耳を痛がるような様子もなく、しっかり飲んでそのまま夢の国へ。到着まで、ほとんど私に抱かれて寝ていました。良かった良かった!
無事フライトを終えて台北松山空港に到着。羽田の国際線ターミナルも狭いですが、ここはさらに狭いですね。入国審査もさっと終わり、持参した日本円を空港内の銀行で両替して(敬語まで完璧な日本語でした。さすがです)タクシー乗り場へ。
台北は雨でした。タクシーの行列に20分ほど並んで乗り込み、まずはホテルへ。
宿泊先である六福居(レオフーレジデンス)は名前だけでわかって貰えそうにもなかったので、住所と名前、ホテルのHPの地図とGoogleマップを1枚にまとめて印刷したものを持って行きました。これが役に立ったようで、問題なくホテルへ到着。
空港から20分くらいでしたでしょうか、噂通り松山空港のロケーションは素晴らしい。
六福居/レオフーレジデンス
チェックインは滞りなく済、まずは部屋に落ち着きます。
ドアを開けて左手には大きなクローゼットと、棚つきのデスク。
玄関(写真正面に見える扉)から見て右手に簡易キッチン。電子レンジ、湯沸かしケトル、IHクッキングヒーター、流し、引き出しの中にはお皿や鍋などが一式揃っていて、その気になれば料理もできる環境です。
キッチン&クローゼットの奥にはリビングエリア。あまり広くはないですが、ローテーブルとソファ(2人がけ&1人がけ)、冷蔵庫、液晶TV、デスク、複合プリンターなどがありました。
ドアを隔てて寝室。頼んでおいたベビーベッドもちゃんと用意されています。手前にはデスク。
寝室の壁にも液晶テレビがありました。壁の一部がはめこみのガラスになっていて、リビングエリアが少し透けて見えます。
びっくりするくらいに広くて豪華なバスルーム。なぜかトイレもシャワーブースもガラス張りなので、誰かがトイレやシャワーを使っていると他の家族は洗面台が使えませんでした(笑)
バスタブは足を伸ばせるくらいに広く、ゆったり浸かれて良かったです。シャワーブースと行き来するのがちょっと面倒くさかったですが、シャワーカーテン方式じゃないので水が散る心配が無いのは楽ですね。
バスルームの中に乾燥機つき全自動洗濯機。これが大活躍!毎日使っていました。
台北市内散策
荷物を置いて、さっそく市内散策に。
とりあえず台北の街を眺めつつ、迪化街を通って孔子廟あたりまで歩いてみよう、ということになりました。
あいにくの雨でしたが、雨の多いお土地柄のせいか歩道は広い庇に守られている場所が多く、それほど濡れずに歩けます。
台北の街並みは、どこか懐かしい雰囲気。
途中でデモ隊に遭遇したり。
通り道に雰囲気の素敵なお寺があったので、入ってみました。
慈聖宮といって、航海の神「媽祖」を中心に祀っているところだそうです。平日で雨も降っているからか、かなり規模の大きなお寺なんですが、中はひっそりと静か。
お線香を買って、参拝してみることにしました。
順番が書いてある通りにご挨拶して、1本ずつ線香をあげていきます。
学問の神様なのでしょうね。ろうそくに受験票が貼り付けてありました。
廟の中にあったキティもどき。
天上にはびっしりと赤い提灯が並んでいて美しい。
孔子廟と保安宮
3時間くらい歩いたでしょうか、途中微妙にさまよいつつも、目的地である孔子廟に到着。
とっぷり日も暮れて、人もあまりいない中を、のんびり見て回ります。
お隣の保安宮の庭園にはライトアップされた龍の噴水が。
ざっくり見て回り、いいかげん疲れたので、食事にすることに。
最寄りのMRTの駅、淡水線の「圓山」駅へ。ちなみにホテルの最寄りは同じく淡水線の「中山」駅なので、MRT3駅分を歩いたことになりますね。
さあ切符を買ってみましょう。路線図で料金を確認し、自動販売機で購入。子供料金がないのをこの時点で知らず、ちょっとまごまごしてしまいました。
切符の代わりに出てくるのは「トークン」というプラスチックのコインのようなもの。入場の際はSUICAのようにタッチし、退場の際に投入口に返却。多分リユースされているのでしょうね。便利な仕組だと思います。
MRTはモノレールなので、広島に帰省するとよく乗るアストラムラインに雰囲気が似ています。
そして、乗るとすぐに、2号を抱いている夫に席を譲ってくれる人が。すぐに降りるので感謝しつつ遠慮したのですが、この後もほぼ毎回、誰かしら譲ってくれようとする人がいました。台湾は子連れに優しいとガイドブックなどで読みましたが、本当にそうですね。雰囲気が暖かいです。
士林の観光夜市
北へ2駅、士林で下車。台北最大の観光夜市に到着です。
しばらく地上のショップを見て回ってから、地下にある食堂街へ。物凄い人の数に圧倒されます。
ただ、メニューのバリエーションはそれほど多くない感じですね。似たようなメニューで味を競っている印象。
とりあえず美味しそうだった腸詰めを買い食い。なかなかのお味です。
ぐるっと一周して、「炒飯!炒飯!」という1号のリクエストに従い、炒飯のあるお店に入店。
メニューはこんな感じ。日本語メニューも別途ついていました。
おとーさんはまずは台湾ビール!
焼きそば。あっさり味でしたが美味しい。麺は柔らかめ。
人気メニューらしい牡蠣オムレツ。個人的にはちょっとくどかったのと、片栗粉のダマがあったのが気になっちゃいました……。
牛肉麺。思ったよりあっさりだけど、肉のうまみがたっぷり。
白菜炒め。ピリ辛でしたが美味しかった。
1号待望の炒飯ですが……待てど暮らせど来ない!!!
お店のお姉さんに聞いてみましたが、どうやらすっかり忘れられていた様子。
何度か催促しても来ないので、料理しているところまで見に行くとーさんと1号。
待ちに待って、ようやく来ました。「美味しーい!」と1号もご満悦。
この後も毎日炒飯を食べましたが、ここで食べたのが一番美味しかったです。
たっぷり食べて満足し、MRTに乗ってホテルへ。部屋に帰り着いた頃にはもう10時です。大急ぎでお風呂に入り、翌日に備えてベッドにもぐりこみました。