なんと1年も間が空いてしまいました……。さすがにだいぶ記憶が薄れていますが、せっかくなので覚えてる限りで記録しておこうと思います。
ホテルからてくてく市内散策
滞在4日目。この日は朝からホテルを出て、てくてくと散策。目的地は龍山寺、およそ4キロほどの距離でしょうか。
途中、行政院・立法院の前を通過。2014年5月というと、学生による立法院選挙(ひまわり学生運動)に始まる一連の社会運動の時期です。厳重なバリケードや、運動家達の拠点らしいテントがあって、非常に生々しい。
途中、二二八和平公園に立ち寄りました。緑の多い広い公園、リスが何匹も居て、1号大喜び。
【二二八和平公園。台北に来てほっこりしたければ、二二八和平公園に来るべし! 】
台湾はエリアによって街並みの風景ががらりと変わります。そんな面白さを堪能したり、屋台の食事を買い食いしたりしつつ、1時間ほどかけて龍山寺に到着。
初日に訪れた慈聖宮とはまた印象が異なり、かなり観光地化された、賑やかで華やかなお寺でした。ここでも線香を買って、見よう見まねでお参り。
さてここからまたおなじみ、MRTに乗ります。
明月湯包で小籠包
やっぱり台湾に来たからには小籠包の有名店に行ってみたい!ということで、動物園に行くルート上にある「明月湯包」本店を訪ねてみました。
忠孝復興駅で文湖線に乗り換えて、六張犁駅で下車。てくてく歩いて10分ほど、目指すお店の看板が見えました。
台北ナビなどでも紹介されている地元の名店です。
【明月湯包[ミンユエタンパオ]。台北ナビの口コミでも常に高評価!支店がオープンしてますます充実のメニューと店内。】
お店はいかにも地元のお店、という飾り気のない内装。そこに数人のお客さんが行列を作っていました。
並んでいるあいだにテイクアウトを受け取りに来たお客さんも複数いて、地元に根付いたお店なのだなぁという印象がありました。
並ぶことしばし、空いた席に着席。注文したのは念願の小籠包、餃子など。
個人的な感想としては、「うん、美味しいねぇ」。感動の味…! という感じではないのですが、安心して食べられる味だと思います。小籠包が熱々でなく、ちょっと冷めていたのは残念だったかな。(このお店は冷めても美味しいのが売りのひとつのようですが)
このお店に限らずですが、台湾料理は日本でも比較的身近なものですし、味つけが優しいものが多いので、カルチャーショックを受けるほどの味にはなかなか出会いにくいかも? と思いました。
でもその分、口に馴染む食べやすい料理が多く、子連れ旅行でも構えることなく気軽に外食できるのは台湾の嬉しいところだと思います。
ロープウェーで猫空へ
再び文湖線に乗り、動物園駅へ。郊外に出てくるので窓の外の景色も変わってきて楽しいです。
【猫空ロープウェイ。グレードアップ!床全面が透明になったキャビンやHELLO KITTYキャビンも登場~】
猫空へのロープウェイ乗り場へ来ると、びっくりの大行列!うわあ……と思って、タクシーで登ることも考えてみたのですが、タクシーの運転手さんに「お金も時間もかかるよ」と言われてしまいました(これはあとで納得)
仕方ないので、行列に並びます。「○分待ち」の表示も出ていて(1時間くらいだったかな)げんなりしたのですが、思ったよりはやく進みました。
ちなみにこのロープウェイ、数台に1台、床が透明になっている「クリスタル」タイプのゴンドラがあり、料金も行列も別で、そちらのほうが長蛇の列。
我が家はそれには興味が無かったので、普通のゴンドラのほうに並びました。
さて待つことしばし。ゴンドラに乗り込みます。
こーんな感じで、20分、山並みを越えてぐんぐん登っていきます。曇りなのが残念ですが、絶景かな絶景かな。
終点、猫空に到着!
当時猫空ロープウェイとハローキティがコラボ中だったので、こんな感じでどこもかしこもキティちゃんだらけ。
いい写真が撮れなかったのですが、ゴンドラも当然ながらキティちゃんペイントでした。
駅のまわりは食べ物の屋台がずらりと並び、とっても賑やかです。
さて猫空といえばお茶の産地。少しぶらぶらと散策し、目に入ったお店に入ってみました。好きなお茶の缶をひとつ買うと、その場で開封して淹れて飲ませてくれる、というシステムのようでした。
奥に見えるのがお茶の缶です。優しい味でした。ちょっと肌寒かったこともあり、ほっとひと息。
お茶をゆっくり飲みながらのんびり風景を眺めるのが猫空の贅沢な楽しみ方なのでしょうが、子連れということもあり、淹れて貰ったお茶を飲み終わったところで移動。
またロープウェイに乗ります。今度は終点の1つ手前、動物園駅で下車。
ここで動物園のチケットを買って入場します。
台北市立動物園
【台北市立動物園。MRTでラクラク!広々園内で動物もの~んびり暮らす台北市自慢の動物園へ行ってみよう!】
パンダがウリの動物園。やはり大人気で、パンダの観覧は整理券方式になっていました。上野でも何度か見ましたが、仕草がやっぱり可愛いですねえ、パンダ。
広々とした動物園で、散策も楽しいです。個人的には、コアラがとっても可愛かった!!
閉園ぎりぎりまで粘って、退園。
梅子台湾料理で夕食
子連れといえども、ちょっと高級な料理も食べてみたいわ……ということで、チャーター手配で利用した旅々台北さんのコンセルジュサービスを利用して、子連れでも行けそうなお店について相談。おすすめいただいた中で、「梅子台湾料理」を予約してみました。
ラッキーなことに、レオフーレジデンスからは徒歩ですぐの距離。ホテルで一休みして、予約の時間に向かいます。
お店は適度に賑やかな感じで、ゼロ歳児連れも問題なし。ベビー椅子を用意してもらえました。ここに限らず台湾の飲食店は赤ちゃん連れにも嫌な顔をしないどころか、にこにこと対応してくれるお店が多く、嬉しいですね。
頼んだお料理はこんな感じ。
全体的にわりとこってりとしたお味だったかな? 我が家で評判だったのは最後から二番目の写真の、椎茸と鶏肉のスープです。複雑な味わいで、あったまる~という感じ。最後のデザートも美味しかったです。
ただ個人的な感想としては、せっかく海外で食べるなら、こういうお店よりは屋台の食べ歩きや庶民的な食堂の方が安くて色々楽しめて、全体的な満足感が高いかな、という感じ。子連れだけどいいお店に行きたい、というので選択肢が狭まってしまったのが今回、ちょっと残念だったかなと思います。せっかくテイクアウト文化も発達している台湾ですし、マンションタイプの部屋だったので、色々買ってきて部屋で食べる方が楽しめたかも。
このへんは好みの問題ですね。