子連れ台湾旅行準備編(2)赤ちゃんのパスポートを作ろう!

「証明写真は専用の機械や写真館で撮るもの」と思っていました。
でも、赤ちゃん用のパスポート写真、案外簡単に自作できちゃいます!JSK542_passtomemo500海外旅行となったら、当然必要になってくるのがパスポート。

3年前にハワイに行っているので、父、母、1号のパスポートはOK。
7月に生まれたばかりの2号のパスポートだけ、新たに必要です。

赤ちゃんのパスポート写真

さて、はたと悩んだのが写真です。
1号のとき(3年前、当時4歳)は近所のカメラのキタムラで撮ってもらって1500円。再利用できるようにCD-ROMまでついてきたけど、他に使うあてもなし。
しかも、絶賛後追い中の2号がカメラ屋の椅子におとなしく座って写真を撮られてくれるか? 限りなく無理っぽい。

こども写真館だとどうかな?
近所のスタジオマリオには、証明写真のコースもあるみたい。
【証明写真:撮影メニュー:こども写真館のスタジオマリオ】
証明写真:撮影メニュー:こども写真館のスタジオマリオ
ここならきっと安心。しかし、2592円。ちょっといいお値段です。うーん。
個人的には赤ちゃんのパスポート写真なんて、書類不備にさえならなければなんでもいいのだけれど。

と、いうわけで、自作に挑戦してみることにしました。パスポートセンターはそれほど遠くないし、申請してみてダメだったら写真館にすればいい。
幸いPhotoshopを持っているので、これを活用しない手はないでしょう!

Photoshop用テンプレートをゲット

「Photoshop パスポート写真」でGoogle先生に聞いてみて、さっそく見つかったのがこちらの記事です。
【パスポート用証明写真のPhotoshopファイル(.psd形式)差し上げます | HDR Works】

パスポート用証明写真のPhotoshopファイル(.psd形式)差し上げます | HDR Works

世の中には親切なかたがたくさんいらっしゃる。
しみじみ感謝しつつ、配布されているファイルをダウンロードしました。

2号を撮影!

上述の記事でも紹介されている外務省のパスポート申請用写真の規格について(平成23年6月17日更新)というページや、「パスポート写真 自作」などのキーワードで検索した記事の内容を参考に、まずは自宅で写真撮影。

背景は無地が基本とのことで、壁にベビー布団のマットを立てかけてその白いシーツを背景に。その前にバンボチェアを置いて2号を座らせ、撮影会開始です。

「にごう~こっちむいて~やっほ~いいおかおですね~」

……おかしなカメラマンがいますが気にしないでください。

正面向き、真顔(笑顔は×)、画面は明るめに、を心がけつつバシャバシャ撮りまくって、データをPCに読み込み。微妙にびっくりした顔になってる気もしますが、なんとか使えそうな写真が撮れてました。

Photoshopでデータ加工

Photoshopが使える人なら特に説明は要らないかなぁと思うんですが、ついでだから簡単に手順を記録しておきますね。
Photoshop Elementsやその他、拡張子「psd」が読み込めてレイヤーの扱える画像加工ソフトなら、同じようにできると思います。

まずは撮った写真をちょっと加工。
真顔で正面向きにうまく撮れたものをPhotoshopで開いてみます。

……ちょっと暗いかなぁ。あと、壁に近すぎて背後に影ができちゃった。思い立ってすぐ、夜になってから蛍光灯の下で撮ったのも良くなかったかもしれません。

まあ、せっかくPhotoshopがあるんだし、ちょいとソフトにがんばってもらいましょう。

1)背景をダブルクリックしてレイヤーに変換
2)「イメージ>モード>明るさ・コントラスト」で全体を明るく
3)「クイック選択ツール」で2号の顔と身体全体をなぞって選択し、「レイヤーマスクを追加」で背景を非表示に

って操作で補正。所要時間5分ほど。
だいぶ明るくなって、背景も真っ白(背景を削除したんだから当り前ですが)になりました。

この状態で一度保存して、先ほどダウンロードしてきたサンプルファイルを開きます。
1

※青いガイド線は「表示>表示・非表示>ガイド」、もしくはショートカットで「Ctrl+:」で出せます。

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このファイルのレイヤーの構成は、左の通り。
「レイヤー1」と「レイヤー1のコピー」が、顔写真のレイヤーです。
レイヤーマスクの機能で、枠線からはみ出す部分を隠してあるのがわかります。

ここに先ほど作成した写真を持ってきます。
コピーでもいいんですが、拡大縮小しても画像が荒れないように「配置」機能を使ってみました。

「ファイル>配置」で先ほど編集した写真を選択。上下のガイド線にサイズを合わせます。
レイヤー1のマスク(黒いとこ)にカーソルを合わせ、Ctrlを押しながらクリック→レイヤーマスクを追加(レイヤーパネルの下の四角いアイコンをクリック。もしくは「レイヤー>レイヤーマスク>選択範囲外をマスク」)

これでサンプルと同じように、枠に合わせて写真が切り抜かれます。(どっちにしろ線に合わせて切るので、マスクは必ずしも必要ではないですが)

サンプルのレイヤーを削除もしくは非表示にして、ファイルを保存しましょう。印刷をするので、最高画質のJPGがおすすめ。

印刷は自宅のプリンターを使ってもいいですが、私はフラッシュメモリに保存してセブンイレブンのデジカメプリントを使いました。コピー機を使ってすぐに印刷できて30円、楽ちんです。
元のデータがL版プリントのサイズになっているので、証明写真サイズプリントでなく、普通のデジカメプリントを選んでくださいね。

申請してみました

こうして作った写真を持って、先日実際にパスポートセンターまで行ってきました。

まったく問題なく申請できましたよ!
カットは先方が専用のカット機でしてくれるので、L版でプリントアウトしたものをそのまま持込めばOKでした。
受付の女性に「これご自分で撮影されたんですか?すごいですねー」とお褒め(?)の言葉まで頂いちゃいました!

次回以降も、しばらく子どもの証明写真はこの方法で乗り切ろう!と決意した母でありました。

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