この日もいい天気！ 朝食は部屋で簡単に済ませ、フロントでタクシーを呼んで、前日行けなかったダイヤモンド・ヘッドに向かいました。
ダイヤモンド・ヘッド
登山口で入山料を支払って入場。
道の最初は、きれいに整備されたなだらかな舗装道です。しばらく行くと道幅が狭まって、くねくねと曲がりながら岩山を登っていく道になりました。
勾配はそれほどきつくなく、４歳の長女の足でも半分以上を登れるくらいです。
途中の展望台で記念撮影。
99段ある階段、岩を貫く暗いトンネルや螺旋階段、といった最後の難所を抜けて、頂上に到着！
眼下の青い海に歓声を上げます。西にはワイキキビーチが一望できて、宿泊しているコンドミニアムはどこかな～と探してみたり。
しばらく開放感を満喫して、頂上を後にします。なにしろ後から後から人が上がってきて、頂上も大混雑、あんまり長居はできません。
下りは長女の足でもラクラクの道のりです。
往復２時間足らず、適度に汗をかくぐらいの気持ちの良いトレッキングでした。おすすめ！
タクシーをつかまえて、ワイキキへ戻ります。
昼食はチーズバーガー・イン・パラダイスにて。具がたっぷりのバーガーがふたつに割れた状態で運ばれてくるのを、自分でひとつに合わせて豪快にかぶりつくのが楽しい。
ポリネシア・カルチャー・センター
部屋に戻り、着替えなどもして、近くのホテルからポリネシア・カルチャー・センター（ＰＣＣ）の送迎バスに乗り込みます。
オプショナルツアーのデスクでもらったアドバイスを受けて、あえて日本人専用バスでなく、日本人以外対象の乗り合いバスを選んでみました。
ガイドさんは陽気な青年で、１時間半の間、ず～っと喋りつづけていました。もちろん、全て英語なので、聞き取れない部分のほうが多いんですけど……。
車窓からは山並みやノースショアの海岸、観光スポットであるチャイナマンズ・ハットなども見えて楽しかったです。
到着して、まずは昼のメインイベントであるカヌーショーを見学。ＰＣＣ内の各村――ハワイ、トンガ、タヒチ、アオテアロア、サモア、フィジー、マーケサスの民族衣装に身を包んだ男女が順にカヌーに乗って現れ、伝統のダンスを披露してくれました。
途中、青年がひとり川に落ちてしまったのもまた、ご愛敬。
ショーの後はカヌーツアーに参加しました。センター内を貫く川を、手漕ぎの大型カヌーに乗ってでのんびりと周遊。水面が近く、緑も多くて、とても気持ちが良かったです。
カヌーを下りると、ちょうど近くのタヒチ村でショーの時間だったので入ってみました。
激しく腰を振るタヒチアンダンスの練習を、舞台に上がったダンサーの講習を受けて観客の男女それぞれが体験。そのあと、観客から数人を選んで舞台に上げていました。
ギリギリの時間での入場だったので観客席後方で見ていたのですが、ここでふと思いついて「行ってごらん！」と長女をけしかけてみます。
トコトコと舞台に寄っていく長女。舞台上のダンサーさんがニコニコと笑って迎えてくれ、無事挑戦者の仲間に入れてもらえました。
いったん舞台裏に案内され、きれいな布をスカートのように腰に巻いてもらい、再び舞台に登場です。
若い女性、男性がそれぞれダンサーと１対１でのダンスに挑戦したあと、長女の番が来ました。タヒチの衣装に身を包んだダンサーの青年と並んで舞台中央に立ち、太鼓の音が始まると……長女、腰をフリフリして激しくダンス、ダンス！
ノリのいいお客さんたちはもう、大盛り上がり。拍手と歓声があがります。
それをうけて、更に満面の笑顔で踊り続ける長女。観ていた私と義母はもう、大笑い！！ ビデオを撮っておかなかったのが悔やまれます。
最後に参加記念の花冠を頭に乗せて貰い、ニコニコの長女は観客を振り返ってもうひと踊り。いやぁ、実にいい思い出になりました。
その後、園内の各村を巡って、フラのレッスンやハワイの伝統遊び、魚釣り、トンガの太鼓パフォーマンスなどを楽しみ、ビュッフェスタイルの夕食をすませると、そろそろ夜のショーの時間になりました。
ショップでお土産や千鶴のダンスの写真を購入して、シアターへ。
物語仕立てでポリネシア各地域のダンスを見せていくショーは盛りだくさんでとても面白く、クライマックスのファイヤーダンスは迫力満点！
とっくに眠い時間のはずの長女も、目を輝かせて見入っていました。