自然と農業に親しむまち、舞岡
JR戸塚駅から市営地下鉄でひと駅のところに、舞岡駅という駅があります。
舞岡は、「横浜」という地名のイメージにそぐわないのどかな風景の広がる土地。
駅のすぐそばには田んぼがあり、小川に水車があって、八幡神社がひっそりと建ち、少し歩いたところには広大な自然公園があります。
戸塚区舞岡町は、青葉区寺家町とともに、「横浜ふるさと村」に指定され、市の事業として農業振興や景観の保持がされています。
■横浜ふるさと村とは
良好な田園景観を有する農業振興地域・農用地区域の景観保全と地域の活性化を目的に「横浜ふるさと村」として指定し、生産基盤整備や研修施設などの設置、樹林の保全・活用など、市民が自然と農業に親しむ場として整備しています。
さて今回はこの舞岡を訪れて、知る人ぞ知る舞岡の名物、完熟トマトをゲットしてきました！
舞岡ふるさと村「舞岡や」
駅を出てすぐのところにある、JAの直売所「舞岡や」。
平日7:30～12:00、土日7:30～14:00という、すごい営業時間です（笑）
中に入ると一番目立つところにトマト売り場があります。
写真を撮り忘れましたが、トマトの並べ方はなんと「農家別」。
農家のお名前の札ごとに袋入りのトマトが並べられ、農家ごとの品種表が貼ってありました。
大玉２～３個入りから中・小玉５～６個入りのものまで、お値段は一律一袋400円なり。
真っ赤に熟して美味しそうです。
小玉6個入りを一袋買って、ついでにカブとかニンジンとかも購入。地元産の農産物を中心に、他県産の野菜も扱っています。
手作りのお漬け物も気になるけど、今回はパス。
同じ敷地内には「まいおかハム工房」という、地元産の豚肉とそれを加工したハム・ソーセージ類や、手作りお総菜なんかを売るお店や、いちごのハウス（いちご狩り＆直売）もあります。
ついでなのでお総菜やいちごもゲット。
いちごは１パック490円ですが、雨の日や毎月15日は50円引きとのことで、440円。
農家の軒先の直売所も
駅から少しだけ離れたところには、トマト農家さんの直売所の看板。
こっちにもふらっと入ってみました。
中で聞いたところ、「舞岡や」に卸している日もそうでない日もあるみたい。
トマトは舞岡やと同じようにJAの袋に入っていて、一袋450円でした。
さっそく、いただきます！
さて、こちらがその完熟トマトです。
これは農家で買ってきた方だったかな？
ヘタのきわまで真っ赤に熟れて、見るからに美味しそう。
切ってみたら、こんな感じ。中まで真っ赤！
柔らかいですが、包丁で切れないほどではなく、生でそのままいただくのにちょうどいい感じです。
肝心のお味ですが、もちろん、とっても美味しかったです。
１号はもともとトマト大好きっ子なんですが、「トマト大好きだけど、このトマトはそのなかでもすーっごく美味しいの～！！！」と、大絶賛しておりました。
お代わりして夕食にまるまる２個食べ、寝る前に「……もうひとつ食べたいな……」とか言う始末。
明日の朝のお楽しみです。
いちごも食べてみました。
1号によるとこちらは「けっこうすっぱい」という評価。私には充分甘かったですけど、「すごーい！美味しい－！！」って感激するほどではないかな。
地下鉄の駅すぐでイチゴ狩りができるのは魅力的なので、一度体験してみたくはあるのですが…。
今年はもう終わってしまいましたが、春には舞岡やで地産の筍も買えるみたいです。
これからのシーズンでは、真竹の筍や、梅なんかも出てくるみたい。
じゃがいも掘りの申し込み
【舞岡ふるさと村虹の家】
舞岡ふるさと村では各種体験の受付もしています。
６月にじゃがいも掘りができるそうなので、こちらの申し込みもしてきました。
受け付けは舞岡駅からちょっと歩いたところにある「虹の家」にて。（電話でも受け付けています）
希望の日程（個人の場合、今年は6/21と6/22のみ）と時間帯、人数、掘りたい株数（5株単位）を言って申し込み。
体験の費用が大人200円子供100円、じゃがいも代金が5株で500円。
5株も掘るとけっこうな量だと思いますが、じゃがいも大好き一家なので、きっと問題なし。余ったらお裾分けしてもいいですしね。
受け付け番号を口頭で伝えられ、当日舞岡やでこの番号を言えとのことでした。
2年くらい前に、ボーイスカウトでこのじゃがいも掘りに参加したのですが、掘りたてのじゃがいものホイル焼きが美味しかったこと！ 今からすごく楽しみです。当日は「ジャガイモまつり」もあるみたい。（写真を見たところ、直売所の拡大みたいな感じかな）
虹の家ではトマト収穫体験も開催しているのですが、今年は5/1からの受付で、すでに終了していました。残念！
来年覚えていたら、チャレンジしてみたいです。