子連れ台湾旅行、無事帰って参りました!
旅行記はあとで書くとして、まずは準備編の続きを、実際の感想も交えつつ書いていこうと思います。
ホテル確保!
さて、飛行機の座席を確保して、次に決めたのは宿泊先。
夫婦ふたりと小学2年の1号、絶賛ハイハイ期な乳児の2号の計4名で、4泊を居心地良く過ごしたい……となると、選択肢は限られてきます。
以前のハワイでの経験からも、キッチンとリビングがベッドルームとは別にあって、洗濯のできるホテルが嬉しい。
ベッドとバスルームだけの狭いホテルだと、子供が寝てしまうと部屋を暗くして静かにしているしかなくて、大人が退屈だし、翌日の打ち合わせや荷物の整理などもやりにくいんですよね。
さらに交通機関のアクセスが良く、周囲に便利なお店などあれば最高です。
ベントリーパークスイーツ
最初に候補に挙がったのは「圓山商旅會館(ベントリーパークスイーツ)」というレジデンスホテル。
【圓山商旅會館–Bentley Park Suites】
MRTの淡水線・圓山駅に近く、全室にキッチン、洗濯機、乾燥機あり、リビングコーナーもあり。デラックススイートやエグゼクティブスイートは部屋も別れている様子。
楽天トラベルからだと「デラックス トリプルルーム 」が一泊3,080元(日本円で10,780円くらい)。
宿泊レビューも良さそうな感じで、とても魅力的だったのですが……残念! 悩んでいる間に満室になってしまいました。
※2015/3/14追記……消防法改正の影響とかで、現在営業していないようです。上記リンクもリンク切れになってしまいました。
レオフーレジデンス
次に候補に挙がったのが、今回宿泊した「六福居(レオフーレジデンス)」でした。
【六福居 – LEOFOO RESIDENCES】
こちらはMRT淡水線の中山駅近く。やはりキッチン、リビングを備え、パークビュースイートは洗濯乾燥機あり、朝食サービス付き。
やはり楽天トラベルで検索して、お値段は一泊6,500元。ベントリーパークスイーツに比べると倍以上なんですが、この時点で空室のあったいくつかのホテルと比較し、今回はここがベストという結論になりました。
日本人向け台湾案内の二大サイトである「台北ナビ」にも「旅々トラベル」にも紹介記事がありますので、こちらもどうぞ。
【六福居 | 台湾ホテル予約-台北ナビ】
英文メールでベビーベッドの手配をお願い
宿泊レビューがあまりなかったので、英語のレビューなども読んでいたところ、ベビーベッド(英語だと「baby crib」って言うんですね)を用意して貰ったという記事を見つけました。
これはぜひ利用するべき!と、手配をお願いすることにし、検索や翻訳サイトを使って四苦八苦しながら送った英文メールがこちら。
Dear Sir or Madam
Hello, I am ****.
We made a reservation via Rakuten Travel today.Confirmation Number: *******
Reservation Name: **** ****
Date of Check In: May *, 2014
Date of Check Out: May *, 2014
Number Of People: 4 (2 adults, 2 children)
Number Of Room: 1 (Type: Park View Suite )We’d like to use a baby crib if possible.
Our baby is 9 month old, about 70 centimeters tall.Thank you very much.
つたない英文ですが、どうにかこうにか伝わったようで、お返事が来ました。
Dear ****,
Thank you for your e-mail.
Please kindly be informed that we have received your booking from Rakuten Travel.
And the baby crib will be settled in your room before you arrival.Thank you.
Please do not hesitate to contact us anytime should you require any further assistance.
Best Regards,
****
実際に泊まってみて……
実際の部屋の様子は、旅行記初日の記事「2014子連れ台湾旅行記(1)エバー航空、市内散策、六福居、士林夜市など」にてどうぞ。
感想としましては、とっても良かった! です。広いし綺麗だし便利! ダブルベッドは横幅のほうが広いくらいのキングサイズで4人並んで寝られましたし、収納がたくさんあったので物を散らかすことなく、すっきりと過ごせました。柵の高い、しっかりとしたベビーベッドを用意してもらえたので、2号から少々目を離しても危なくなかったのも嬉しい。
玄関からリビングに入るところで床の材質が変わっており、綺麗に掃除されていたので、リビングとベッドルーム、バスルームは土足禁止とし、裸足で過ごせました。2号を床でハイハイさせても、あまり気にならないくらい。
朝はロビーの奥のパブリックスペースにビュッフェ形式の朝食が用意されていて、人が少なければそこで食べられるし、トレイが用意されていて部屋に持ち帰って食べることも可能。乳児連れの身にはきれいなレストランよりよほど気軽でありがたいです。外で買ってきたものをレンジで温め、それにビュッフェで貰ってきたコーヒーやサラダ、パンを足して食べる、なんてこともできて、とっても便利でした。コーヒーは24時間用意され、夕方にもおやつが用意されていたり、毎日部屋に2本のミネラルウォーターを用意してくれるサービスも嬉しい。
バスルームの洗濯乾燥機は大活躍しました。部屋の中にあるので、朝洗濯し、乾燥機のタイマーをセットして出かければ、夕方にはすっかり乾いていてあとは畳むばかり。おかげで荷物も減らせましたし、汚したり雨で濡れた衣類なども洗えました。結局毎日洗濯したので、帰宅して洗ったのは最終日に着た服だけ。楽ちんでした!
フロントは日本語ペラペラの男性が一人。常駐はしてない感じ、チェックイン日には見かけませんでしたが、チェックアウトのときにはお世話になりました。あとは英語の通じるスタッフが必ず一人はフロントにいる感じです。両替もお願いできます。
ホテルのある中山駅は出張ビジネスマン向け? という感じの、台北でもかなり洋風化されたビジネス&歓楽エリアで(2日目にお世話になったタクシーの運転手さん曰く、新宿歌舞伎町的な場所なのだとか)台湾らしさはあまりありませんでしたが、駅から歩いてすぐでコンビニもデパートも近く便利。駅自体も使いやすく、ロケーションも満足でした。
オープン数年の新しいホテルで、部屋数が少ないこと、日本語対応を謳っていないからか、あまり宿泊の体験談が見つからずドキドキしましたが、非常にいいホテルだと思います。子連れの家族や、数日以上宿泊する出張ビジネスマンにたいへんおすすめです。
予約サイトの意外な落とし穴
ところで今回、色々な予約サイトから空室探しをしてみて気づいたこと。
子供の扱いが、サイトによってかなり違います。
これはおそらく、ホテル使用の文化の違いによるんじゃないかと思います。
日本は小学生でも親子の添い寝がそれほど不自然ではないですが、欧米ではかなり小さいうちからベッドを分けるんですよね。
そして日本のホテルは宿泊人数によって料金が変わることが多いですが、海外のホテルは人数に関わらず1室いくらというところが多い。
そのためなのか、海外の予約サイトでは「大人2名+子供2名(0歳、7歳)」と入力すると、定員オーバーとなって予約不可能になる部屋が多いんです。
ところが、同じホテルの同じ部屋を楽天トラベルで「大人2名+子供2名(ベッドなし)」で検索すると、宿泊可能に!
同伴が幼児1名ならどこで検索してもそれほど差が出ないでしょうが、小学生くらいの子を含む複数人で、添い寝でもいいからなるべく全員同じ部屋がいい、となった場合は、エクスペディアやアップルワールド、ホテルズドットコムのような海外サイトだけでなく、楽天トラベルも試してみたほうがいいかもしれません。
ところで、台湾の場合、
・何歳までなら添い寝の子供扱いか?
・大人の定員に加えて、子供を何人まで追加できるか?
というのは、(当り前といえば当り前ですが)ホテルによって規定が異なるようです。
上記の2つのホテルだと、ベントリーパークスイーツは定員は大人2名もしくは3名、子供追加は7歳から料金あり(300元)、添い寝の子供は1名まで。
レオフーレジデンスは大人2名+子供(12歳未満)2名までが最大定員、となっていました。
泊まる側がベッドは要らないからいいでしょ! と思っても、現地の消防法などで定員が決まっている場合もあるようで、行ってみて宿泊を断られたり余分な料金がかかってしまっては困りますから、予約サイトやホテルの公式サイトなどをよく読み、わからない場合は直接問い合わせるなどして、きちんと確かめてみるのをおすすめします。
コメント
初めまして。
レオフーレジデンスのレビューを拝見しました。
子連れ台湾旅行でスイートタイプのお部屋を探しているのですが、レオフーレジデンスはリビングと寝室との間はドアで仕切れるタイプでしたか?
子供を寝かしつけたあと、リビングの光が漏れるのか知りたくてコメントさせていただきました。
みみっくさん、はじめまして。レオフーレジデンスのリビングと寝室の間ですが、引き戸の扉がついていたと思います。いま写真を見返したところ、仕切りとなる壁の一部がはめ込みガラスになっていて、多少の光漏れはあったかもしれません。我が家でも子供たちが寝たあとリビングで片付けや翌日の相談などをしていたので、子供が寝たあと大人だけ起きているのに問題は無かったと記憶しています。実際の旅行記(http://kosodate1616.info/archives/751)の記事にも少し写真を追加したのでよければご参照ください。
さっそくありがとうございまいた。
改めて台湾旅行記を読ませていただきました。
レオフー以外にもとても参考になることばかりで、ありがたいです。