小学生を持つ親の、テレビやゲームとのつきあいかた。

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「子どもがテレビやゲームばっかりで困っちゃう!」
こう嘆くお母さんの、多いこと、多いこと。

我が家の1号(小2女子)の、テレビ・ゲームに関するルールはシンプルです。

  1. テレビやゲームを自由にやれるのは、原則1日1時間。(30分×2)
  2. その日に消化しなかった「テレビ・ゲーム時間」は翌日以降に無期限繰り越しOK。
    ただし、繰り越し量は自分で把握すること。
  3. ゲーム機器はお父さんの持ち物で、1号は借りているだけ。許可を得ずに持ち出すのは禁止。
  4. 朝食後~登校までと、夕方の6時~夕飯までは、1時間制限に含まれない「ごほうびタイム」。
    1号がやるべきことをすべて終わらせれば、テレビ・ゲームも自由にどうぞ。
    (朝は歯磨き・身支度・布団たたみ・朝の勉強。夕方は宿題・学校のしたく・部屋の片付け)
  5. 自宅に友達が遊びに来ているときは、テレビとゲームは基本的に一切禁止。
  6. 外出時のゲームは、親の許可を得たときのみ。(1時間制限に含まない)

主婦の会話で「テレビやゲームは基本的に1日1時間がルール」って言うと「それで納得する?」って言われちゃうこともありますが、テレビを自主的に見始めた幼稚園の頃からこのルールで、親がブレないようにしてきたので、1号は我が家のルールとして、不満は言いながらも受け入れてくれているようです。

お気に入りのテレビ番組はレコーダーで毎週録画しておき、「今日はいつ何を見ようかな」と自分で選択して見るので、ダラダラとながら見――ということも、あんまりありません。
ゲームはタイマーを30分をセットしてプレイしています。
「今日の1本目のゲームやっていい?」「いいよ~じゃあタイマーセットするね」のやりとりをしばらく繰り返していたら、自分で台所のタイマーを持ってきて、セットしてやるようになりました。
ゲーム機も最初は手の届かないところに置いて「やらせてください」「はい、どうぞ」でしたが、いまは1号が手に取れるところに置いて、充電も自分でさせています。
自分勝手にやったら両親(とくにカミナリ親父なおとーさん)の怒りと、厳しい制裁が待っていることをよく知っている1号なので、親の目を盗んで勝手にプレイすることも、まずありません。

最近は、平日の放課後は友達と遊び、一週間ためこんだテレビ・ゲーム時間を、休日に一気に消化するという楽しみ方をしていたりも。「全然やってないから、なんと8本もたまってます~」なんて自慢げに言ってきます。

もちろん最近は「○○くんは外でゲームしてる」だの「1号も自分のDSだの欲しいな~」だの言うこともあるんですが、ひたすら「これはうちの決まりだから」で押し通します。
「あんまり言うならゲーム捨てる」も決め台詞ですね。

子どもの性格による部分もあるとは思うのですが、その家の決まりを作ってブレないことと、子どもの工夫の余地があることが、テレビやゲームと親子で付き合う上で大事なことなんじゃないかな?と、思っています。

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コメント

  1. ねこママ より:

    初めまして。テレビと子育てについて検索していて、こちらにたどり着きました。ネットには不慣れなもので、失礼があれば申し訳ありません。私自身が、「テレビは1日1時間」の家で育った子供でした。結果から言うと、不登校になりました。ゲームには興味を持たなかったので、禁止されて問題はなかったのですが、テレビの制限は辛かったです。中学年ごろから、クラスメイトの話題についていけなくなり、知ったかぶりをしてしまいまわりから嫌われてしまいました。いじめというほどではありませんでしたが、孤立しました。担任が話をしてくれたこともありましたが、根本的な解決にはなりませんでした。ついに学校に行けなくなりましたが、親にはなにを聞かれても答えませんでした。私にとって親は、自分を守ったり助けてくれる人ではなく、自分を理不尽なルールでいじめる人だったからです。中学にも通わず、3年間ほとんどひきこもっていました。ずっと、普通の親のもとに生まれたかった、もう死のう、いやその前に親を殺そう、と何千回何万回と考えていました。高校は通信制に進学し、卒業後すぐに結婚しました。親には反対されましたが、とにかく家を出たかったんです。結婚後普通にテレビを見て、パート先の人と普通に会話できるのがすごく嬉しかったです。ジャニーズの中で誰が好き?なんて話ができるだけで、感動しました。今は小5の母ですが、宿題や学校の準備など、すべきことをきちんとしている限り、テレビは制限していません。下品と言われるバラエティも、ゴールデンタイムのものは自由にしています。休日の多少の夜更かしも許容しています。成績にも情緒にも、特に問題ありません。友達も普通にいるようです。自分の親にはあまり会わせず、夫の親と交流させるようにしています。長々と自分の話をして申し訳ありません。お子様の立場が他人事とは思えず、つい書き込んでしまいました。どうかお子様の成長とともに、お子様の自由を許していってあげてほしいです。私のように、親を憎む人間にはなってほしくないです。子供は親がいないと生きていけませんから、不満でも親に従います。でも我慢しすぎると、私のように心が歪んでしまいます。どうかお子様が、お父様お母様が嫌いなものを好きになってしまっても、尊重してあげてください。長々と差し出がましい内容で、失礼いたしました。

    • 管理人 より:

      ねこママさま、はじめまして。
      貴重な体験談、ありがとうございます。
      おっしゃる通り、流行りのテレビの話題を共有することも、友人付き合いのなかで大事なことですよね。
      現在のところ、娘は友人とはうまく仲良くしているようなのですが(昨日も4人の友達を我が家に連れてきて、楽しそうにごっこ遊びをしておりました)、今後そういったことで仲間外れなどにならないよう、親として気をつけていきたいと思います。
      実際のところ、平日はテレビやゲームに割く時間もないほど友人との遊びを楽しんでいて、休日にまとめて消化している(それでも、録画を頼まれている番組の未消化分がたまって「これまだとっとくの?」「うーん、いらなーい」なんて会話をする始末です)ような状況ですので、しばらくはそういう心配もいらなそうかな、と思っておりますが……。
      がちがちの石頭の親になってしまわないよう、気をつけていきたいと思います。ありがとうございました。